2017年1月の家族カウンセリング


はじまりました2017年

●スタートに思うこと。

みなさま、いつもご覧いただきありがとうございます。

数多いサイトの中からお選びいただきこころから感謝いたします。

1月よりサイトをリニューアルいたしまして、スマホでも見やすくなりました!

昨年に引き続き、微力ではございますが、みなさまのこころに寄り添い、ご支援させていただければ本望です。

 

さて、私は年のはじまりの1月には今年一年の目標と計画を立てます。

その通り行くか行かないかは「結果」ですから、終わってみないとわかりません。ところが、結果を気にして「できないんじゃないかな?」「もし、できなかったらどうしよう」と不安に思って、目標や計画を立てない方がいらっしゃいます。

あなたはどうですか? あなたのご家族はどうですか? 

身近な人にそんなふうに思っている方がいらっしゃいますか? もし、いらっしゃったら、しあわせ思考を伝えてあげましょう!

しあわせ思考・・・それは、あなたとあなたの家族を守ります。それは、勇気づけの言葉です。

しあわせ思考、それは、あなたと家族の限りない可能性を引き出します!

 

では、なぜ、人は「もしできなかったらどうしよう・・・」と考えてしまうのでしょう?

たとえ、できなくたって命を取られるわけでもないし、何かの大きな責任を取らされるわけでもありません。しかし、それでも考えてしまうとしたら・・・それは、もしかしたら小さい頃から、まわりの大人たちによって、「勇気くじき」されてきたのかもしれません!

勇気づけ、勇気くじき、この言葉はアドラー心理学の中にたくさん出てきます。

私たちは子どもの頃からまわりの大人によって、たくさんの言葉を浴びています。その言葉の中には自分を勇気づけてくれる大変ありがたい言葉もありますが、その一方で、せっかくやろうと思った「やる気」モチベーションを下げてしまう言葉もたくさんあります。

みんな知らないだけなのですが、知らないからいいというわけではありませんね。

当ルームで良いことを聞くと「もっと早く知りたかった!」とみさなんおっしゃいます。

人の思考の癖、「思い癖」は習慣でつくられます。はじめからそうだったわけではないのです!

赤ちゃんのときはみんな勇気があります。怖いものがわからないからです。

もちろん、身の危険を感じることは生きるための本能で備わっていますから、お腹が空いたら泣いて知らせます。オムツが濡れて不快だったら衛生を保つため泣いて知らせます。そうして生きるためにリスクから身を守っているのです。そうした生命の危機に対する反射的な反応以外では、赤ちゃんは大変好奇心旺盛で、怖いものがなく、なんでも指で触ったり、口にもっていきなめて確かめたりしています。

この好奇心は勇気なのです!

勇気の大きさはちがっても、誰でも自然と備わっている「勇気」なのですが、これを「くじいてしまう」言葉があります。

お父さん、お母さんも言われてきた言葉で、それが感覚的に言われても当たり前になってしまうと、言われることに抵抗せず、影響されてしまうことがあります。

 

たとえば、「そんなことして、できなかったらどうするの!!」

この言葉などは典型的な言葉ですね。できなくたってどうしようもないのに、やる前から不安をあおる言葉です。これが「勇気くじき」の言葉です。

子どもが自分の将来を考えたとき、やりたいことが湧き起こったときに、それを応援する言葉、「そうなの、よく考えたわね、思いっきりやってみるといいわ!」これなら「勇気づけ」の言葉になります。

一年のはじめに、子どもが自分でやろうと考えたことを親は応援してあげましょう!

 

また、親自身も自分で前向きに考えた意欲的なことは、自虐的にブレーキをかけることなく、思いっきりやってみましょう!

 

どうしてもブレーキがかかってしまう方は早めにご相談をしてくださいね。