2015年5月の家族カウンセリング


★5月病

楽しみだったゴールデンウィークが終わると、夏休みまで仕事や勉強が続きますね。
いやだな~と思ってしまうのは、「仕方なくやらされている」「やらなきゃいけない」
という思考から起こります。義務感や責任感だけでは「やる気」は起きないモノなんです。

もちろん、義務感や責任感はだいじで必要なものですが、これだけではなく、この前に
やることに対して興味や関心が高まっていることが最もだいじなんですね!
つまり、自分が仕事や勉強に興味や関心を高く持っているかどうか、が問題なんです!

主体的で自主的に興味や関心をもったことは、やる気が出て持続します。もっと知りたい。
もっと探究したいと意欲が湧きますからね。意欲がモチベーションを高めるのです。

では、どうしたら、そんな前向きで意欲のある子どもに育てるのか?ということになります。
生まれ持つ気質にもよりますが、親ができる環境づくりとして大切なことは、まず・・・
①親自身がなんにでも好奇心、探究心を強く持ち、興味や関心を寄せることです。
②子どもの「~~したい」という意思を尊重します。水のいたずらも泥んこも。
③親の都合よく育てないこと。親のために生まれてきたのではなく、子どもは自分のために
生まれてきたのです。自分がなんらかの形で社会に役立つように生まれてきたのです。
親はそれを自覚してくださいね。

誰にでも生まれてきたわけがあり、必ず社会で貢献できる役割をもっています。
こうでなきゃいけない、ダメだなんてことはないのです。すべてに価値があります!
他人の価値観で決めなくていいんですよ。
もちろん、まだわかっていない上司や教師もいます。その人たちにもわかってもらえるように
私たちは啓蒙活動をしています。その人たち自身も苦しんでいるのですから。

人が気づかないことを一つ気づいて役に立つことをしたらそれも貢献です。
あなたらしい役割を見つけて、あなたらしさを認めて好きになりましょう。

どうしても難しいと思う人は早めのご相談を!