12月は忘年会で毎夜各地の繁華街は深夜まで賑わいを見せています。
企業では、せっかく入った人材が辞めないように（離職率を下げる目的）上司と部下、職場のコミュニケーションを図るために「飲みニケーション」と銘打って、盛んにおこなう会社もあります。
ほどよくお酒が入ると、人は緊張が解け、リラックスしてこころを開きやすくなります。すると、部下はふだん言えない気持ち（不満や要求）を上司に伝えることができたりして、会社への不満を溜め込まず、ガス抜き効果もあります。
また上司もふだんは認めること、褒めることが苦手な人も、お酒が入ると自分の感じた素直な気持ちが相手に言えて、相手を認めることができることもあります。すると相手の承認欲求が満たされて関係は良好になります。
と、ここまでは良いのですが・・・
家族、夫婦の問題を扱っておりますと、やはり多いのは、夫の不倫！
不倫の相手のナンバーワンは、職場の女性！
身近にいて、物理的にも精神的にも距離が近いから対象になりやすいのです。
そして、その入り口、キッカケは、会社の「飲み会」が多いですね。
春の新入社員歓迎会から始まり、夏の納涼会、そして忘年会。
妻子ある上司と新人女性の関係も多くみられます。
ちょっといいなぁ～と思っていた女性と仲良くなれる場が「飲み会」です。
独身同士なら、それがキッカケで社内恋愛からめでたく結婚へ・・・と祝福されるのですが、
妻がいたり、夫がいたり、どちらかが既婚者であると問題です！！（W不倫もありますが）
ついふらふらっと・・・となりかねません！
これを防ぐには、予防が第一です。
予防は、常日頃から、夫婦間でいっしょの時間をつくります。子どもが生まれると妻が母になり、急に妻の時間が足りなくなり忙しくなります。忙しいという字は、りっしんべん「心が亡くなる」と書きます通り、時間に追われて気持ちが疎かになってしまいます。
物理的にも精神的も夫から離れてしまうのです。
すると、寂しさを感じた夫は、癒しを求めてさまよい始めます。
男性は自分のことを認めてもらえていないと思いこんだり、必要とされていない、感謝されていないと感じたら、寂しくなります。しかし、寂しいよ～と妻に言えなくて、勝手に癒しを外へ求めてしまうことがあります。
そんなタイミングで、会社にお気に入りの若い独身女性がいると、ついふらふらっという可能性が大になります。
危険ですね～
急にスマホを離さなくなった、トイレにもお風呂にももっていくようになった。いつもスマホを見ている。ＬＩＮＥのやり取りが頻繁になった。などなど・・・兆候が見られると、妻はついスマホを覗きたくなります。
ところが見てしまったら、誤解があるかもしれません。よくない想像をしてしまうかもしれません。
そうなる前に、スマホを盗み見したくなったら、見るところは、スマホでなくて夫婦の関係です。
夫婦ふたりのかかわり合いを再確認してみましょう。
会話が少なくなっていないか？
口を開けば夫に不満や愚痴ばかり言っていないか？ （不満が決していけないわけではありません。しかし、その伝え方に問題があることが多いのです。アサーティブなコミュニケーションができていないことがほとんどです。それは誰からも教わっていないだけなんです。しかし、知らないと大きな過ちを犯してしまいます。）
なにかお願いするときに命令口調になっていないか？
気持ちを伝えるときに素直になれなくて、怒り口調になっていないか？
こういうところ見ましょう！
そこを改善することで、夫の気持ちは妻に戻ってきます。
夫は安心とやすらぎが欲しいのです。怖いのは苦手です。責められるのも苦手です。
妻は責めていないと思っても、夫は責められたと勝手に解釈するのです。それは「怖さに弱い」からです。
なんと、臆病な男性が多いことか！と思います。母親の過保護も影響しているんです。
男性も勇気を出して、二人の課題に正面から向き合ってほしいものですね。向き合い方がわからなかったら聞いてください。いつでも聞いてください。学校でも家でも教えてもらっていないだけです。みんな知らないんです。
だからこそ、共感能力の高い女性からスキルを学んで、男性に歩み寄ってほしいと思います。
いつも笑顔でゆったりと構えていましょう。自分の健康にもすごくいいんです。
改善方法がわからない方はお早めにご相談を！