#コロナ離婚 夫婦の危機 その前に!


今月のメッセージ パート2 #コロナ離婚 夫婦の危機 その前に!

新型コロナウイルス感染拡大防止のための行動自粛!それに伴う家庭内のモヤモヤあると思います。

声が聴こえてまいります。家庭内でいろいろと不満(思うようにならない)が湧き出ているのではないでしょうか?

自粛は今後もかなり長引くと思います。それは仕方ないですね。ワンチームとなって人類の生命を守る対策ですからね。

ピンとこない人もいるかもしれませんが、いま自分の事として考えられない人も「今だけじゃなく、やがて回りまわって自分に来る、自分事になるんだ」と思えば、緊張感が伝わりますか?

逆に不安が強いタイプの人は、緊張が強すぎて疲弊してしまうこともありますから、そういうタイプはまだ起こってもいない想像にストップをかけて、今の事実、現実だけをみて、具体的な対策だけに意識をもっていき、余計な不安を自分に課せないようにしましょう!

このようにタイプによって、ものごとの捉え方が大変ちがいます。

捉え方が異なるのは、感じ方(気持ち)が異なるからで、感じ方が異なるのは、脳の反応が異なるから、ちがうからなのです!!! 行動の前には思考があり、思考の前には感情(気持ち)があり、感情の前には反応がある。

まず、ご夫婦関係を考える前に、ここを押さえておいてくださいね!

#コロナ離婚 夫婦の危機 その前に!

人の成り立ち・・・赤ちゃんがおとなになるまでに「成長過程」があります。いきなりおとなになりませんよね。

身体的な成長と精神的な成長、この二つが成長していきます。目で見てわかりやすいのは身体的成長です。精神的成長はつかみにくいところがありますね。

人の性格や人格という言われる部分は精神的成長の部分にあたります。それが形成される要素要因には、2つあり、遺伝子的な要素、生まれつきと言われる「気質」の部分と、生まれてから育っていく間の環境による影響を受けてつくられる部分があります。

つまり、先天的なものと後天的なものから人間はつくられていく。

そして、先天的なものと後天的なものとが相互に影響し合っているのです。

反応は感覚機能ですから、理屈ではないのです。

たとえば、相手に『そんなに驚かなくても!』と言っても、驚く人は驚くのです。『そんなに怖がらなくても!』と言っても、怖がる人は怖がるのです。ここは理屈ではない反応の部分なんです。

たとえば、暑い寒い、辛い甘い、肌で感じる気温、味覚、そういったちがいも感覚機能のちがいなんです!

とくに夫婦では、相手が「何に対して敏感か、鈍感か」をこと細かく知る、知っておくことが必要でだいじです。

一つひとつ、何に対して敏感?鈍感?中間?どの程度?過敏?過鈍?全体からみて自分はどの位置にいる????

これを夫婦で互いに検証してみてください。ケンカをする前にここを検証しましょう。

検証したら、ちがいは当然ありますから、生まれつきの「ちがい」はお互い認め合いましょう。受け止めましょう。

ここを互いに『嫌だ!変えろ!』と言われても変わりにくい部分なので変わらないと思ったほうがいいです。

ただ、自分がその気質とうまくつきあっていく方法はあります。セルフコントロール法です。サポートとトレーニングは必要です。

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その「気質」を認めたなら、次は、その上で、妻が夫が、「だからそう思っているんだ!」と、感情、気持ちの部分を受け止めてください。受け止めるとは、受容することです。

言葉にすると、いったん『あ、そうなんだね。そう思ったんだね。』と、受け止めているよ~というサインを表現することです。

ここは特に男性 夫側にお願いしたいところです。もちろん逆のケースもあります。よくあるケースでは、妻の言葉を夫がいきなり遮る、いきなり否定する、というケースがみられますが、妻が夫の言葉に対してそうすることも見られます。

お互いに相手の言葉(考えや意見)をいったん受け止める。これを守ってください。ずいぶん関係が良い方に変わりますよ。

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次に後天的な部分。ここを検証しましょう!

これは、文字通り生まれた後から身に着くものです。自分を取り巻く環境による影響です。

子どもの頃に自分のまわりにいる親、学校の先生、友達、知人、本の中の偉人、登場人物、テレビ、ネットなんかにも影響を受けます。とくにゼロ歳~9歳くらいまでは影響を強く受けます。しかも無意識(潜在意識)の中に。だから重要。

子どもは本能的に生きるためには親の言うことを聞いてしまいますから、親の考え方やものごとの捉え方に歪みがあるとしたら、その歪みがそのまま連鎖してしまうことがあります。ここ重要です。

つまり、子どもは自分の判断がつかないうちに歪んだ価値観を教えこまれると、それが正しいと思い込んでしまい、(思春期や青年期に気づいて修正できるケースもたくさんありますが)、もしそのまま歪んだ価値観でおとなになったケースでは、結婚してからパートナーとのちがいに抵抗を感じ、相手を敵対視するケースもあります。

夫婦互いに自分が正しい、自分が常識だ、と言い始めると収拾がつかなくなることがあります。

そこで、後天的に身についた考え方、価値観、ものごとの捉え方などをじゅうぶんに検証することがだいじなんですね。

妻にも夫にも検証していただきます。

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そして、考え方に偏りがないか?歪みがないか?それぞれが自分を省みてみましょう。わかったことが課題となります。

いつもお伝えしているように、夫婦になった最大のメリットは、自分の課題に気づくことなんです!!

ひとりでいたらわからない部分、気づかない部分です。夫婦になって簡単に別れられない状況をつくることで、お互い自分自身について深く考えるチャンスがめぐってくるのです。

この時、深く考えないと・・・論外になってしまいますね。そういうケースもありますよ。テーブルにつかない。回避してしまうケースですね。それは相手から逃げるのではなく、自分自身から逃げることで、自分自身と向き合うことを恐れているケースなのです。そうなると関係性を良くすることは非常に困難になってしまいます。

そこまででないご夫婦は、ぜひこの際に「ただのケンカ」で終わらせないで、後天的に身についてしまった部分を吐き出し、お互いにそれをいったん受け止め、そのちがいについて話し合いましょう。

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話し合うときには注意が必要です。

アサーティブ・コミュニケーションの手法でおこなっていただきたいと思います。

まず、言葉選び、伝え方選び、基本を知っていただきたいと願います。

それというのも、みなさん『話し合いました。たくさん話し合ったんですが埒が明かないんです。』と言います。

よくうかがってみると、まったく話し合いになっていないケースがほとんどです。当然です。誰も教えてもらっていないのですから当然です。学校の先生も知らない、親も知らないことがほとんどです。知ったときから、今からでいいんです。

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今から夫婦関係の基本として、アサーティブ・コミュニケーションを知って覚えていただきまして、ぜひ使ってください。本だけではわからないこと、解釈に困ることもあると思います。そんなときはぜひ当ルームにご相談ください。

これを知ると、『言わなくてもわかるでしょ!!』 『言わなくてもわかってほしい』 『面倒くさい』 『どうせ言ったって・・』 『何考えているかわからない』 『〇〇かな?』 『〇〇だろう?』 ということがなくなります。というか、なくします。

知らないことは罪でないんです。

知ったのに使わないのは困ります。

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そして、それにプラスして、こころが平和になる考え方を取り入れてください。

夫婦は、優劣でもない、損得でも、勝ち負けでもない、競争でもない、夫婦は共同体、ワンチームです。足りないところを補い合うのです。足りないから不満じゃなくて、足りないなら補おう、です。

自分が相手に『補えること、助けること、与えられること』に喜びを感じられるようにします。意識を替えます。

すると、あなたは素晴らしい人になります。

緊急事態宣言による自宅待機が長期化するであろう中、ぜひとも、夫婦関係を見直し、良い人生を送ってください!

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