8月の家族へメッセージ「#withコロナ 長引くコロナ禍での家族関係をよくするには?」
みなさん こんにちは!関東地方は長い梅雨もやっと明け、暑い夏がやってきましたね。毎日コロナ感染予防対策の日々ですが、いかがお過ごしですか?熱中症に気をつけてくださいね。
今年は学童期のお子さんたちには短い夏休みになりますね。
お仕事も在宅、テレワーク、オンライン会議など、緊急事態宣言が解除になった今も「働き方改革」の一環として継続している企業も増えましたね。メリットは往復の通勤時間削減や満員電車の緩和、そして何より仲良し家族にとって「みんなで一緒にいられる時間が増えたこと」でしょうか。
新しい家庭、家族をつくったときから仕事と家庭のバランス(ワーク・ライフ・バランス)がとれている社会だと本当に良いですね。
現実はまだまだそうでないことが多いので、私たち日本社会の今後の取り組みですね。
そうです!現実は家事育児がたいへんなときに、夫はいない。妻ばかりに負担がかかる。共働き夫婦で、妻もフルタイムで働いているケースなどでは何かと負担が不公平に感じることもあると思います。
そうなると、不公平感は不満となりイライラの原因となることも!
それでも、気持ちを切り替えてがんばっている妻にとって、急にテレワークで家にいる夫に対して「なんだかわからないけど、ムカついてきた!」という訴えもよく聞きます。
彼女たちの本音は「もっとずっと前に家にいてほしかった。子どもが赤ちゃんの時、小さい頃、手がかかる時にいっしょに子育てをしてほしかった。なによ、今さら・・・」という気持でしょう。
さらに、家にいても家事を何もしない夫に対して「朝、昼、晩、3食つくる妻の身になってほしい。作ったと思ったら、5分10分であっという間に食べてしまい、妻ばかりが片づけ・洗い物、もう嫌だ!これなら家にいないほうがマシ!」と思ってしまうでしょう。
こうして妻は不満(理不尽な思い)をどんどん溜めてしまいます。
溜めた不満を子どもにあたってしまうケースもあります。かわいいと思っている子どもにまで被害が及んでしまいます。本末転倒ですね。子どものためにがんばっているはずの妻が自分自身でも自己嫌悪に陥ることもあります。
決して子どもが憎いわけでもなく嫌いなわけでもありません。夫に対する「当てつけ」のケースもみられます。
妻の思いは・・・それもこれも、夫に言っても伝わらない!夫に言ってもわかってもらえない。もどかしさ。くやしさ。腹立たしい思いが妻の言い分です。
これを解決するには、夫側にも勉強をしていただきたいと思います。
おすすめの本は、柏木恵子先生(現在、東京女子大学名誉教授)の著書「父親になる、父親をする 家族心理学の視点から」ぜひ読んでいただきたいと思います。
プラス、妻と夫、二人には、平木典子先生の「図解 自分の気持ちをきちんと伝える技術」を読んでいただきたいと願います。
それは、気持ちの伝え方ひとつで、相手に伝わるかどうかがちがいます。
言葉の選び方、気持ちの伝え方、これらは習慣で身についているので、育った環境により異なります。私たちはきちんと習っていないので、今からでも勉強しましょう。
言葉は薬にも毒にもなります!
毒を吐いても気持ちは伝わりません。それどころか争いになります。相手は攻撃されたと捉えるからです。
伝わるためには、こころに響く言葉。それは自分の素直な思い、気持ちを相手には誠実な言葉で伝えることです。
ひねた言い方では伝わらないのですね。
つまり、「怒り」では伝わらないということです。
怒りの裏側にある「寂しい」「悲しい」「孤独」「頼りたい」「助けてほしい」そんな気持ちを表現できるといいですね。
#withコロナ時代を考える