4月の家族へメッセージ ~新年度 制度変更と家族のあり方~


2023年度(令和5年度)のはじまりです。制度の変更など今年度から変わることがたくさんありますね。下記参考になさってください。制度が変わればパパも育休を取りやすくなったり、ママも働きやすくなるといいですね。

社会保障制度の変更 

〇出産育児一時金 42万円⇒50万円にアップ

〇年金支給額 3年ぶりに前年度よりアップ

ただし、これらは物価値上がりのほうが上回り実質的には目減りするようです。

 

税理士事務所からの制度変更など

こちらは労働基準法改正など。以前よりは少しは働きやすくなっていくのではないかと思います。まだまだですね。

 

家族のあり方

こうした制度の変化によって家族のあり方も良い方向へ進んでいけるといいですね。

社会全体の方向性としては、男女共同参画社会をめぜし、多様性を重んじて、誰もが自分の個性を生かし自分らしい生き方が叶い、人生を全うできる社会づくりが推進されています。

しかし、一歩家族の中に入るとまだまだ家制度の名残のある家庭があります。それは誰も悪くないのですが古い慣習を継承してしまったが故の問題なのだと思います。以前は『男とはこういうもの、女とはこうするもの』などと決めつけて束縛していることがありましたね。昔は多くの人が『真に人を尊重する』とはどういうことか、わからなかったのです。

100年前はそれでもよかった価値観が時代と共に変化するわけで、受け継がなくてもよい慣習はあります。新しい価値観に抵抗がある方はどうぞご相談にいらしてください。

 

家族の人間関係をよくする

人間関係はよくしたいですね。逆に悪くなってしまうときはどんなときでしょう?

考えや意見が異なるときですね。とくに進路、就職、転職、引っ越し、人生で起こる変化の時です。

動きがあるとき、家族の中で考えや意見が異なるときに摩擦が起こります。

それはお互いを心配してのことなのですが、潜在意識(無意識)には「自分の思うようにしたい」という気持ちが働きます。誰でもあります。

そんなときは、対話を重ねていくしか方法はありません。

注意することは

●感情的にならないこと!

●言った言わないの水掛け論にならないこと!

●早口になったり乱暴な言い方をしないこと!

そして良い言い方は

○相手の言い分をきちんと聴く。聴くときは目を見て頷く。聴いているときは誠実な態度で口を挟まない。

○自分の言い分は主語をつけて自分の気持ちを素直に『私はこう思う』と考えを述べて表現しましょう。

○お互いの折り合いがつくところまで同じ内容でも構わないので何度でも話し合いましょう。

 

これらを念頭に置いて対話してみてくださいね。

わからないときは具体的な質問で訊いてください。

よい関係つくってくださいね~

 

YouTube配信もやっています。参考にしていただければ幸いです。