こどもの日の過ごし方
こども家庭庁が発足して1か月。
こどもまんなか拡大イベントが各地で開催されています。川口市では「こどもの日フェスタin鳩ケ谷・地蔵院」SR主催。AFEKT(市役所経済部と連携の女性起業支援)マルシェもありますよ。
親子で遊びながら「こども」の気持ち(こころ)に寄り添いましょう。
さまざまな「ちがい」に対して寛容になりましょう!
『あなたが居てくれてありがとう』感謝の気持ちも忘れずに。
こどもは社会の子
こどもは「親のモノ」ではなく、社会に還元する大切な存在です。おとなになって社会を構成するだいじな存在ですね。
この「こどもは社会の子」という概念(定義)が広く一般に定着していけると良いのですが、ごく一部には「うちの子だからどうやってもかまわないでしょ」という考えの人もいます。これには「家庭」「家族」に対してプライバシーということから社会が踏み込めない環境がありました。
しかし、それでは「いじめ・虐待・ネグレクト・こどもの貧困」などが社会から見えなくなって結果的に悲惨な事態になっていることがわかりました。
2010年代からとくに増加率が急速に上がっています。
家族以外の人たちとのつながりがとても重要なことがわかります。常に家庭に風通しのよい環境をつくることが大切でだいじなことですね。
家庭の中、家族の関係がまるみえの方が子どもは安全に過ごせるのです。ではなぜ、おとなは隠そうとするのでしょう?
夫婦の課題
そこには夫婦の問題や課題があることがわかります。
夫婦間がうまくいっていない。
口を聞けばケンカばかり。
別れたいのに別れられない。
夫婦間のDVなどが隠されていることもあります。
これらは子どもの人格形成に影響します。
夫も妻もそれぞれの課題
実は夫婦の課題もよく分析してみると夫・妻、それぞれの問題・課題を解決していないまま結婚していることがあります。いわゆる「結婚に逃げる」傾向があります。
そして、その課題に気づく(目の当たりにする)タイミングが子どもの誕生から子育てという環境の変化であることがほとんどです。子育ては人生最大のプロジェクトですからね。
人間は誰しも多少の課題はあります。完璧な人間なんていません。ただ、より良い人間になろうと努力します。お手本になるような人と出会うと真似をしたり『どうやったらあのような人格者になれるんだろう?』と自分を省みて学びます。考え方や言葉、行動を学びます。それこそが人の成長です。
しかし自分の課題解決を怠ったり、あるいはそこから逃げようとすると課題は生涯ついてきます。人間は自分に与えられた課題から逃げられないようにできているのだと私は思います。
課題の連鎖もあります。親の課題をそのまま子どもに連載しているケースもあります。あるいは親を見て反面教師にして子どもは課題を乗り越えたケースもあります。
性格や人格は生まれ持つ気質と育っていく中の環境でできていきます。ものごころついてからは自分の受けとめ、捉え方がそこに加わり何を優先するか、判断基準は何か、観念が確立されていき人格が形成されていきます。
生まれ持つ気質は誰のせいでもありません。どんな気質で生まれてくるかは誰もわかりません。その気質を知り、自分とうまくつきあっていくことがだいじです。
もし生きづらさを抱えていたら専門家に相談して自分の課題と向き合いましょう。生きやすくしましょう。自分を自分がしあわせにしてから子育てしましょう。
自分の課題と向き合い乗り越えてきた人たちから共に「いじめ・虐待・ネグレクト」のなくなる日が来るように社会全体でこどもを守りましょう。こどもの人権だいじにしましょう。
こどもをまんなかにする意味がどういうことかを広く伝えましょう。