11月の家族へメッセージ 11月は妻や子を守る月間~オレンジリボン運動とパープルリボン運動~


みなさん こんにちは~

11月は家族の月間

11月と言えば毎年すっかりおなじみになりました「オレンジリボン運動」と「パープルリボン運動」です。

そして、プラス1122「いい夫婦の日」もあります。5月も「こどもの日」と「母の日」があり、5月11月はまさに「家族の月間」ですね。

オレンジリボン運動児童虐待防止協会の起源は2004年9月栃木県小山市で起きた事件からでした。今年も残念なことにいろいろな悲しい事件がありました。

速報値令和4年度(2022年4月~2023年3月)は、21万9,170件 前年度より11,510件(+5.5%)増えて過去最多となったそうです。詳しくはこちら

中でも心理的虐待がもっとも多く、12万9,484件 全体の51.9%を占めています。ほかには身体的虐待23.6% ネグレクト16.2% 性的虐待1.1%

増加の理由のひとつには、昔は虐待の定義も集計の仕方もきちんと取れていなかったため虐待があっても通報されずにいたので少なく感じたことでしょう。しかし昔から「いまの定義の虐待」はあったと思います。それとは別に近年の増加は親の孤独、孤立、1対1の育児は「人間の育児」からかけ離れたものであることが大きな要因のようです。また、そもそも体罰を「しつけ」だと思い込んでいた時代が長かったのですから意識を連鎖させずに変えていくことは年月のかかることなのだと思います。しつけと体罰のちがい

 

これだけは知っておきたい

防げる虐待はたくさんある!誰のこころの中にも相手に対する「やさしさ」も「思いやり」も「愛情」もあるのです。ゼロではありません。しかしその量がもうひとりの自分、自己中心的な考えや欲求や感情の量に負けてしまうとき(コントロールできないとき)に虐待が起きることがあります。

あるいは「自分がされてきたこと」それが「本当は嫌だったのに自分は我慢した、だから子どもにも我慢させるんだ」という間違った考え(固定された考え)に気づいていない、または気づいても認められない。などの要因があります。

イライラや怒りは二次的なひとつの表現手段です。なにかを伝えたい、わかってもらいたいのです。ですからその一つ前の感情や気持ちに気づいてください。たとえば夫に自分の苦悩をわかってもらいたい。職場に育児が大変なことをわかってもらいたい。それがうまく言えない。伝えられない。伝えようとしても無視された。流された。こんなケースがよく見られます。

これらの要因は自分自身と向き合うことでかなり改善されます。自分の中にあるひっかかっているもの、ブレーキになるもの、たとえば自分の気持ちを素直に表現できない。頼み事を言おうとすると負けた気がする、つい強い口調になってしまう、実家の母もそうだった。などがあります。

実際に改善された方はたくさんいらっしゃいます。ただひとりでは難しいこともあります、癖になっているので。できれば自分と相性のいいカウンセラーといっしょに改善の方向を目指してトレーニングなど数か月やっていただければと思います。

虐待から死まで追いやってしまうケースは全体からみると少ないのですがいくら少なくても絶対にあってはいけないことですね。その場合の原因は精神疾患が多いようです。このケースは引き離すことが加害者も被害者も出さずにすむことでしょう。

虐待かな?と思ったら児童相談所(虐待対応ダイヤル)📞189

オレンジリボン運動に参加したい人はこちらから

 

※子育て支援の動画「ちょっとまって そのイライラ 子どもに当たるまえにこれをみて」

 

 

こどもさんからのSOS 親に言えないことは、こちらへ⇩

さいたまチャイルドライン

 

パープルリボン運動 DV(ドメスティックバイオレンス)防止運動

令和5年度女性に対する暴力をなくす運動

令和5年11月12日(日)~25日(土)までです。この期間に限らず暴力はなくしていきましょう!

予防にはひとりで抱え込まないことが一番です。あれ?おかしいな?と思ったらすぐに相談しましょう。

DVの特徴は他人の前ではやりません。外面が良かったり、いい人でいようとします。なので他者からみると『あんなにいい人なのに?』と疑われてしまうことがありますからまず専門家を頼ってください。

ターゲット(被害者)にされやすい態度や言動があります。たとえば同情してしまうタイプ、はっきり自分の意思、意見を言えないタイプ、そもそも自分がどうしたいのかがわからないタイプも気をつけてください。これらはトレーニングで改善することもできます。どうもつらい恋愛ばかりしてきたという人はご相談ください。

またDVをしてしまう人は、自覚がないことが多い傾向にあります。その人自身も成育歴の中で愛着の歪みをもってしまったとか、自己愛が強すぎたり、人への思いやりや共感が苦手であったりとか、脳の線条体(依存や快楽に関わる)の異常がみられたりするそうです。

ここでも「これだけは知っておきたい」良好な人間関係を築いていける相手はどんな行動、どんな言動、どんな生活習慣があるのか?を学んで知っていただきたいと思います。

そして、いつも言う「誰も悪くない」だれも赤ちゃんのときからDVになると思っていないはずです。脳のシステムはだれのせいでもありません。ただ自分がどんな気質をもっているのか、成長の過程でどんな影響を受けてきたのか、ものごころついてからは自分が何を基準にどんな判断の仕方を身に着けたのか、この3項目を書き出して自分と向き合ってください。

理想は小学生くらいから親以外の専門家にマンツーマンで生きていく上で重要な「相手も自分も大切にする生き方、共生社会の生き方」を教えてあげる先生と悩んだり迷ったときにサポートしてくれる先生を増やすことかもしれませんね。

 

 

 

1122 いい夫婦の日

11月にはいいふうふの日もあります。いいふうふになるためには個々に自分を知るところからスタートしましょう。

できれば結婚前にカップル・カウンセリングを受けていただくと良いかと思います。それは親しき仲にも礼儀ありで、共通の認識をもつことがとてもだいじです。言葉、伝え方、相手が苦手なこと、されて嫌なこと、好きなこと、求めているもの、求めていないもの、それぞれの生き方、考え方や価値観を知っておく、共有することがトラブルの少ない安心できる家庭に成長していけると思います。

関連動画も参考にしてください。

 

 

 

@かかわり愛チャンネル

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