12月の家族へメッセージ
みなさん、こんにちは 2025年も12月になりました。月日が経つのは早いものですね。年齢を重ねるたびに年々早く感じます。みなさんもそうですか? いかがでしょうか。
さて、今回は若い人たちがよく使う「タイパ」について人生をからめて考えてみましょう。
タイパとは、タイムパフォーマンスの略で、かけた時間に対する成果や満足度が高いことを指します。短い時間で最大の効果を出す。動画は倍速で観て、食事も時短、仕事も効率化、まるで「ムダのない人生が正解だ」と言わんばかりですが、果たしてそれでいいのでしょうか?いっしょに考えてみましょう。
タイパ重視の時代にあえて「遠回り」を選ぶという価値
時間は確かに貴重です。だからこそ、限られた時間をどう使うか?は「人生の質」を決める大切な視点ですよね。
タイパよく生きることと、豊かに生きることとは必ずしも一致しない!
効率よくと思って効率ばかりを追い求めると、人は結果ばかりに意識が向きます。結果重視
しかし、人生の多くは結果よりも「過程」で育つ思考・感情・行動の体験がとても大切ですね。子育てもそうです。
たとえば、寄り道をして入ったカフェで出会った一冊の本、コーヒーを飲みながら聴いていたサウンド、ハッとこころに響くものや何かの気づきを得るなんてこともあります。
友人と語り明かした夜、部活で流した汗も繰り返しの練習も、決して無駄ではないそれがあったからその時間があったからこそ得られた自信やあたたかいこころ、友情。一見ムダに見えるものが人格に、人生に深みを与えストーリーが描けるのではないでしょうか。
人生に必要なのは、タイパと余白
時間を大切にする、だからこそ、ただ急ぐだけではなく、
・あえて手間をかける
・遠回りの中で景色を見る
・人と、あるいは自分と、向き合うための時間をつくる
そんな非効率な価値も大切に尊重したいところですね。
タイパは手段であって人生の目的ではない
タイパはうまく使えば強力なツールですから、そこで浮いた時間を「自分の本当にやりたいこと」に回すことで人生の目的を達成できるのではないでしょうか。自分のこころが満たされていく時間を増やしていきましょう。
まだ1か月あります!
今年中にやりたかったこと、目標にしていたこと、やり残したことありますか?
わたしもありますよ
まだあるまだある、その気持ちもだいじ、しかし、うまく時間を使って達成していきましょう!

