NHK 22:45 夜ドラ 「あなたのブツがここに」 ご覧になっていますか?
観ている人もそうでない人も、少しでもみなさんのお役に立てるとうれしいです。
こんなことありませんか?
昨夜のシーンで子どもがいつもとちがい親に素っ気なくなったとき。親は反抗期が来たかと思うシーンがありました。
どこの家庭でもあるあるなのですが、ケースによっては「様子がちがう」の裏側に大きな悩みを抱えている場合があります。言えないこと。困っていること。何かがあることもあります。(絶対ではないですよ)
昨夜のドラマでは、学校でいじめがあったわけです。共感能力の高いやさしい子は親に心配をかけてはいけないと黙っているのです。
しかし、つらい気持ち、苦しい気持ち、悲しい気持ちは拭えません。自分の中で溜まっていきます。
親に言えないけれど、本心では言って助けてほしいのです。このこころの葛藤がさらに子どもを苦しめます。
そういう気持ちのときに、親はまだ気づいていないのでいつも通りの会話(やり取り)をすると、子どもの当たりが強く出たり、返事をしなかったり、そういう態度を親は『なによ!その態度は!』と怒ってしまうことがあります。
表面だけを捉えて「反抗」だと誤解してしまうのです。ここポイントです!
ここに気をつけていただき、子どものこころ(気持ち)に寄り添ってあげることがだいじです。
寄り添うって言われてもどうしていいか具体的にわからない!という方は早めにご相談ください。
寄り添うときの心構えは、
やってはいけないポイント
- 子どもを信じて疑わないこと。悪い子だと思わないこと。
- 困っているのは子どものほうなんだと思うこと。親じゃない。
- 聴くときは受け身で、やたら質問で責めない、問いたださない。追い込まない。
やっていいポイント
- いつものできていることに『ありがとう、助かるわ』言う。
- 『お母さんからは、いつもと様子がちがって見えるんだけど、何かあった?』と聞く。
- 黙っているときは、『話したくなったらいつでも言ってね、お母さん、〇〇の気持ち知りたいと思っている』これだけ言って見守りながら待つ。
それにはふだんから「親のあり方」を知っていただくといいかもしれません。わからなかったら私に聞いてください。
知らないことは罪じゃない、恥じゃない。知った日から実践すればいいんです!
※ドラマから学ぶのコーナーは以前より書きたいな~と思っていたコラムです。ドラマ好きの人はいろいろなドラマを観て楽しんでいらっしゃると思います。その中で私が勝手に、対人関係において「これは役に立つ!」と思うシーンをピックアップして、解釈をつけてユーザーのみなさんにお届けいたします!さらにドラマを深く楽しめるように。