2024年の大晦日 義理の父母が苦手、年始のあいさつが嫌だな~と思っている人へ


12月31日 2024年の大晦日 

義理の父母が苦手、年始のあいさつが嫌だな~と思っている人へ

毎年やってくる年末年始、お休みは嬉しいけれど、義理の両親(夫または妻の)に年始の挨拶に伺うのが『憂うつだな~、気が乗らないな~、だって苦手なんだもん』という人の割合は、3人にひとり、30~40%あるそうです。みなさんはいかがですか?

共働きの夫婦も多いので、貴重な休みは普段できないところの整理整頓や片づけ、ビジョンのある方は来年の目標設定や策定に時間を費やしたいと思うこともあります。夫はサラリーマン、妻は起業家というケースも増えていますからね。または一家そろって海外でゆっくり過ごすという方も。

ところが、従来通りの年末年始は大掃除、大量の買い物、おせちの準備、お年玉の用意、そして年明けにはお互いの両親の家へ挨拶に行く。子どもがいるなら義理の親にとっても孫にあたる、子どもの成長を双方の親に見せてあげたい!そんな光景が目に浮かびます。

この従来の過ごし方を実際に体験している世代は、都市部では、現在60代70代以上に多いのではないかと思います。もちろん地方によってもちがいがあります。家族で農業や漁業に従事など家業を継いでいるケースでは、20代30代であろうと今も従来通りの過ごし方をしているところもたくさんあると思います。かなり、いろいろな過ごし方が認められる社会になったということでしょう。

 

さて、本題に戻ります。

正直、義理の両親が苦手

このケースでは、年始の挨拶に行くことも気が重いでしょう。本当は行きたくないのに『行かなければならない』という気持ちで我慢をしているとつらいですよね。「病は気から」という言葉があるように、黙っていて気持ちが憂うつだと身体に反応がでます。それは言いたい気持ち「言葉」や「声」を声の代わりにカラダで訴えようとカラダを使って表現するようになるからです。ストレス反応なのです。こころとカラダのつながりですね。

では、何がイヤなのでしょう?

調査によると、①価値観のちがい ②親切の押し売り ③家事のやり方がちがうとすぐ否定してくる ④会話がはずまない ⑤どう思われているか気になる ⑥すぐ感情的になる ⑦デリカシーがない ③ハラスメントにあたるような言い方を平気でする

50年くらい前は「嫁とはこういうもの、こうするもの」という家制度の残り意識 概念が強かったのですが、さすがに近年ではそれは少なくなった替わりに、親の過保護、過干渉から、たとえば夫の母がいつまでも息子かわいさで夫婦間のことに口出しをしてくる、お節介をやいてくる、または陰口を言う。などがありますね。

それだけ親がいつまでも自分の支配下に置きたい、言うことを聞かせたい、という傾向が見られます。一見、親切に見えることでも裏の心理にそうした支配欲が隠されていることがあります。それは親自身が自分の人生に欲求不満を感じていたり何かしら課題が残されているケースがあります。

 

さあ、どうしましょう?

なんと言っても「距離感」です!

無理せず、距離を置きましょう。

最悪の事態を避けるために!最悪とは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということわざがあるように、義理の親を憎んでしまうと、パートナーである夫(または妻)まで憎い存在になってしまう事態です。まわりがみんな敵に見えてきたり妄想にいたるケースもあります。

 

そうならないために、いまできることは

相手は変わらないことを念頭に置いてください。変わってほしいとか変えたいと思わないこと。

それと、「人」と「事」を分けて考えること 罪を憎んで人を憎まず

①言われたことは受け流す 従わなくていい 感情的にならないように

②聞かれないことは言わない 

③聞かれても言いたくないことは言わなくていい さりげなく話題を変える

④会う回数は最低限にする

⑤これらを自分の意思で「私はこうすることで私の健全な精神を保ちます」と自分に言い聞かせましょう。

夫やパートナーに理解してもらえない場合は早めのご相談を!

 

参考 @かかわり愛チャンネル

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