芸能界では三田寛子さんご夫妻の別居が認められたとありました。
以前、夫・中村芝翫さんの不倫報道では「妻の神対応」などと男性サイドの身勝手な評価に女性たちは複雑な気持ちになったことでしょう。しかし、あの対応は置かれている立場の便宜上の言葉であったと心理的に推測されることもありますね。（本人でないとわかりませんが）
妻にも当然「人としてのプライド」があります。いくら芸能の特殊な世界であったとしてもそれは同じです。つらかったでしょう。悔しかったでしょう。ただ、ここで疑問「ではなぜ離婚しないのでしょうか？」が湧き起こります。一般家庭でもあり得ることですね。
それはそれぞれの理由（なにを優先するか？）があってのことですから外部が騒ぐことではありません。でもまぁ、今回の報道では別居を認めたということで、離婚はしないまでも夫婦関係が壊れてしまったことを公に認めたわけです。自分にも世間にも偽らず誠実になれて気持ちがラクになったことでしょう。
大切なことは心身の健康！
我慢や無理は自分によくないですね。あくまで私の考えですが、私はもっとも優先するものは自分の心身の健康であると思います。（経済不安から健康を損なうこともありますが）健康あっての人生ですし、健康あっての自由だと思うからです。こころの自由は生きていく上でとても重要です。
もちろん、人には我慢しても心身にあまり影響の及ばないタイプもいます。（既にそれは我慢と言わないのかもしれませんが）感受性が鈍感なタイプなのか、あるいは既に切り替え上手になっていて割り切りが徹底しているようなケースでしょう。たとえばお金や物に絶対の価値を置き、相手に愛がなくてもお金があればいいと自分の中で自分を洗脳しているようなケースもあります。その場合は少しは虚しさがよぎることはあっても数秒で切り替えられるものを持っているのかもしれませんね。
しかし、本来人間は愛がほしいものであると私は思います。
さて、タイトルにある本題に入りますね。
20年～30年連れ添った夫婦の5人に1人が離婚を申し出ているそうです。全体の婚姻数に対する離婚率は37％
以前は熟年離婚というと、定年になって家でゴロゴロしている夫に妻が積年の恨みの思いによる妻からの離婚請求が多かったのですが、近年では男性からの離婚請求も増えている傾向にあります。
その傾向は熟年に限らず30代40代夫婦にも見られます。共働きで初めから家事や身の回りのことを自分でできる夫が増えたからかもしれませんね。
出会いで習慣や価値観が異なるところに新鮮さを感じて惹かれることも多いので性格は不一致なほど恋愛に陥りやすい傾向もあります。友だち夫婦のケースは出会いのはじめが同級生だったり同じ趣味であったりと、はじめから共有できるものが多いケースは似た者同士という傾向がみられます。
ハラハラドキドキか安心安定か、あなたはどっちが好きですか？
離婚に至る理由は？
離婚理由は今も昔も「性格の不一致」がトップですが、そもそも人間は性格の不一致がほとんどですよね。表現が性格の不一致という大きなくくりで伝えているのでしょう。具体的内容は「わかり合えない、理解し合えない」ことから互いに不満を抱き、不満の強いほうが外へ目を向けるようになり、そこからタイミングによって浮気や不倫となるケースが多くみられます。
また昔（1960年～80年代）は熟年男性の浮気といえば、接待のある飲食店（バー・キャバレー・スナック）などの女性との関係がみられました。このようなケースはいわゆる「遊び」というくくりで表現されることもあり、妻側も「遊びでお金を使わされてバカみたい、まぁ本気にならなければいいわ」という気持ちの人が多かったようです。
しかし、バブル期崩壊とともに会社の経費も接待に使えなくなり、男性の浮気もオフィスラブへと傾向が移りました。オフィスラブだと遊びではなく本気になることもあり、W不倫などもあります。要注意です！
そして、昔は「妻も好きだけど、A子ちゃんもB子ちゃんも好き！」みたいな一夫多妻感覚でしたが、近年の傾向としては、夫から「妻がイヤになり別れたくて不倫した」というケースも多くみられます。ここが時代の変化でしょうか。
女性から離婚を切り出すときは、既に気持ちが夫から離れていることが多くみられます。これは今も昔もそう変わらないように思います。
女性の場合はかなり前から準備して離婚後の生活環境も生活スタイルも整ってから切り出すケースもありますから、その時になって夫が「なにを急に！？」と青天の霹靂になってしまうこともあります。そうなる前に夫はもっと妻に興味・関心をもってくださいね。
防ぐには
永遠の愛を誓い合ったあの日を思い出しましょう。無理ですか？
結婚したいと熱い想いを抱いていた頃の二人を持続させるには、結婚前の「結婚カウンセリング」を受けると良いと思います。
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