こころプラザ 人間社会の好循環


人間社会の好循環

毎日、たくさんの家族問題に触れている中で、根本的な解決はどこにあるのだろう?と考えたとき、

やっぱり、ここがスタートでしょ!

図にあるようにスタートは①の国の政策 政府の意識を変える、ところからだったのです。

法律や制度を作ったり変えたりすることができるのは、国、政府だからです。ここがスタートで、ここで政策を見直し、私たち国民のために良い制度をつくってくれることで、誰でも、どこに生まれても誰の子でも、みな人権を守られ、平等や公平な待遇と環境で生きていけるようになるのです。

日本国憲法の第14条は、こんなに素晴らしい憲法なのに守られていません!ここが問題です。

『すべての国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分、又は門地により、政治的、経済的、又は社会的関係において、差別されない』とありますが、実際は差別されています。憲法が守られていないからです。※門地とは家柄

14条が達成できるようにこれを目的として、国の政策や制度が変われば

 

②企業・経営者が意識、指針、規定を変えます。

働く環境が変わります。同一労働同一賃金、男女の賃金格差をなくし、正規社員と非正規(パート、バイト、派遣など)も同じ仕事なら賃金や待遇を同じにする。

まずは収入格差をなくすことです。それと産前産後の休暇と2年間くらいの育児休暇をすべての企業で取得できるようにする。経済の流れのしくみを大きく変える必要があります。休みを取りやすくする。代わりに仕事する人には給与の上乗せで待遇をよくする。すると独身も子どものいない人も気持ちよく同僚の育休を応援することができます。すると、

 

③夫婦が変わる 共同体として仕事・家事・育児をいっしょにする。

こころとお金の余裕がある中での共同作業は夫婦仲をよくします。協力し合って助け合う喜びを感じます。

夫婦が時間を共有することは夫婦仲がよくなります。しかし、それを合理的ではないと言う人もいます。合理性を追求すると逆にこころがついていけなくなります。それでは元も子もありません。人間は感情(気持ち)の生き物ですから、合理性より人の気持ちを大切にしましょう。

 

④夫婦円満 関係良好

夫婦の間でイライラが減るので仲良くなります。お互いに安心と信頼を与え合うことができます。

こうなると少子化にもストップがかかります。3~4人と産み育てることができるでしょう。

 

⑤こどもの頃から性差なく、共同体として家事役割を担う

夫婦の関係が良好であれば、弱い立場のこどもに八つ当たりなどで当たることもなくなります。こころに余裕があればこどもを怒らずに躾けることができます。

こどもにも早くから家事など協力して助け合ってやるものなんだと教えることができます。

学校の入試制度も政府が変えることで良いことがあります。入試はラクに入れて卒業は厳しくすることで入ってから勉強します。受験勉強がないので思春期を勉強以外のことに使えて、さまざまな事への探求心、好奇心、興味が芽生え、主体的で自主的に活動できるこどもになります。

そのようなこどもが成人しておとなになり、未来社会を良くしていくのです。

これが人間社会の好循環です。

 

考えの異なる相手とは対立から対話へ

意見や考えのちがう人がいるのも当然で仕方ないことです。ただそれを対立したのでは解決しません。

敵対視することをやめて、相手が納得できるように対話を繰り返します。

そのときに対話がブレないように「目的」に立ち返ります。目的さえ共有できればうまくいきます。

相手のブレーキは、その多くが不安からきています。不安を取り除いてあげるように安心を与えていくのです。

相手が納得するという意味は、相手が安心するという意味なんです。

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