中高校生で身近な人の役に立ちたい人へ
コロナ禍で一層強まったニーズ
コロナ禍で対人関係の希薄から孤独や孤立を感じている人も多く、その中には自分の存在の意味や理由がわからなくなってしまい自殺を考えてしまう人もいます。
その人たちも決して死にたいわけではなく、「死にたいくらいつらい」という気持ちなのです。この気持ちをしっかり聴いて受け止めることができる人を国は増やしていきたいと考えています。
身近な友だちが困っていたら見て見ないふりはせずに、手を貸してあげる勇気を出してみましょう!
まずはこの3つからスタートしましょう! 1.傾聴 聴くときの注意点 しっかり相手の顔を見て、じっと聴くことに集中します。 聴くときは相手の言葉を否定せずに、まずは頷きながら聴き入ります。 この時、自分の思考は止めて、相手の言葉に集中して言葉の意味を受け取ります。 相手には話したいだけ話してもらいましょう。
2.受容 受容の注意点 受容は相手を非難や否定せずに受け取ることを意味します。 人間は相手が自分の考えとちがうと、つい「でも」「だけど」と否定したくなります。 しかし、相手の言葉や気持ちをいったん受け取ることが大切なことです。 「死にたい」と言われたら「そうなんだ、死にたいくらい辛い気持ちなのね」と、 受け取りましょう。いきなり「そんなこと考えちゃダメ」なんて言わないようにしましょう。
3.共感 共感の注意点 共感と同調や同感はちがいます。ここ注意です! 辞書にある意味とはちがって、コミュニケーションにおける共感とは、 相手が「いま、そういう気持ちなんだ」ということを理解することであって、 決して同じ気持ちになるとか、同じように感じることではありません。 それは同じ体験をしているわけではないからです。 また仮に同じ体験をしても反応や気持ちは同じになるとは限らないからです。
このようなことを念頭において人のために役に立つ経験をしてみましょう!
わからないことは聞いてくださいね!