12月の家族へメッセージ
~今年の年末年始は?母娘・嫁姑問題~
今年も師走が来ましたね~ 2年に及ぶコロナ禍の中で、昨年は夫の家族、妻の家族、どちらの実家にも行けなかったというご家庭も多かったと思います。孫の成長を見せてあげたい、でも連れて行けない。そんな葛藤があったと思います。今年は現状では新型コロナウイルス感染状況も減少のまま落ち着いていますので、帰省も可能ではないかと思います。
実母や義母(姑)との関係性が良好であれば、帰省も楽しみになりますね。
しかし、関係性がそうではなかった場合、毎年この時期になると不安で眠れなくなる、動悸が激しくなる、つい夫や子どもにあたってしまう、というケースがあります。
心身相関といって、気持ちが不快になるとカラダに反応が出ます。気持ち(感情)は脳で反応(スイッチが入る)しますから、その反応によって内分泌系と自律神経系が作動します。
たとえば「会いたくないな~、帰りたくないな~、イヤだな~」思うと気持ちがざわざわして心臓がドキドキしてきませんか?呼吸が浅くなり、酸素を取り込めないため、頭に酸素がじゅうぶんに回らず、頭痛がしたりボーっとしたりすることがあります。
もし、あなたがそのようなケースだった場合、まずご自分の気持ちを大切にしてくださいね。無理はいいことではありません。
実母または、お義母さんから『コロナも落ち着いているから今年は会いに来れるわよね~ 孫の顔見せてちょうだい』と言われても心身に反応が出てしまうケースでは決して無理せず、行けないことを理解していただけるように(理解しなくても)伝えましょう。
実母(自分の産みの母)であっても、関係性が悪化しているケースがあります。
子どもの頃から母親がネグレクトだった。 子どもの頃から『なんでできないの』『どうしてあんたはそうなの』『何回言ったらわかるの』と否定されてきた。 子どもの頃から怒られてばかりで褒められた記憶がない。 子どもの頃からきょうだいと比較された。友だちと比較されてダメだしされた。 子どもの頃から母はいつも不機嫌だった。不満を子どもにぶつけていた。 子どもの頃から母は不安症で、母は自分の不安を子どもにどうにかしてもらおうとしていた。 子どもの頃から母は情緒が不安定で、ハイとロウが繰り返されていた。いつ不機嫌になるかわからなくて怖かった。
などなど、子どもの頃から母親との時間がつらく苦しくて、早く結婚したい、家を出たいと思って、自分の家庭を築いた人もいます。このようなケースでは無理して会いに行くことはしなくてもいいんです。自分をだいじに考えてくださいね。
そして、親孝行は3歳までにしていることを思い出してください。罪悪感をもたないようにしましょう。あなたは自分の家庭、家族を愛してだいじにしていいんです。大丈夫です。あなたもお母さんも誰も悪くない。みんな知らなかっただけだから。
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さて、今年もあとひと月を既に割ってしまいましたが、このひと月で今年やり残したことをやってしまいましょう。
あなたの家族はどうですか?なにをやり残していますか?ひとりで難しい時は頼っていいんですよ。