9月の家族へメッセージ この時期のやる気を出すには?


9月の家族へメッセージ 

この時期のやる気を出すには?

9月になりましたね。8月は夏休みの感覚で過ごすことが多いので学生ではなくてもなんとなくゆったり気分でいると思います(もちろんそうでない人もいますが)

ところが9月と聞くと急に気持ちが引き締まるというか緊張するというか、そんな感じがします。それは私たちは学校生活が長いので子どもの頃の「夏休み明け」という感覚になるからだと思います。学校によって8月26日から始まっているところもありますね。

近年の夏は十数年前の夏とちがい猛暑や酷暑が連続していますね。すると人間のカラダは「やる気」が出なくなるそうです。それは人間も動物なので、動物として身の安全を守るためにあえてやる気をなくして動かなくさせるシステム(脳)になっているそうです。

やる気は気力と体力が必要ですから相当なエネルギーを消耗します。暑さに耐えて心肺機能を維持したり体温調整などにかなりエネルギーを使うので、もうそれだけでガス欠状態になってしまいます。なので他のことにエネルギーを注がないようにやる気を出さない仕組みなのでしょう。個人差もありますが。

だらだらしていてもそれは決して怠けているのではなく身を守るためだったのですね。納得!

 

そうは言っても、学校も仕事も始ります。

『ああ~やらないとならないことは目の前にいっぱい! どうしよう・・・』なんていう声が聴こえてきますね。

さぁ、そこでいくつか即効性のある行動を考えてみました。

1.プライミング効果
あらかじめ受けた刺激によって無意識のうちに行動が影響を受けている・・・心理学ではそれをプライミング効果と言うそうです。
たとえば、飲食店街を歩いていて自分の好きな食べ物の匂いがしてきたとする。
そのときは考えなかったが、家に帰る途中スーパーマーケットで買い物をしたら無意識に先ほどの匂いの食べ物を買っていた。
これを「やる気」を出すことに使うとしたら、車のF1レースを見るとか、スピーディーに動くものを見ると効果が出るそうです。

2.音による効果
音楽を聴くことも効果があります。リズムです。
軽快なリズムでテンポよく音が流れるとカラダが反応して動き出したくなるそうです。

3.表情による効果
強そうな表情をつくるといいそうです。
化粧をするなら眉を太めに眉尻をキリっと上げる感じで。
声も大きくハキハキと話す。背筋をシャキッと伸ばしてみましょう。
そんなふうに外側から「やる気」あるように作ってみましょう。

4.立つ効果
背中を丸めてお腹がたるんでいるとやる気になれませんよね。『はぁ~~~』とため息が出てしまいます。
しかし、その場で立って話すとか、立って会議する、立って外を眺める。
このように体勢から「やる気」を出すこともできます。

 

このようにやってもやる気が出ない場合は、時間をかけてやる気を出す方法を試してみましょう。

それは動画の「やる気と面倒くさいの法則」をご覧になってくださいね!

もしも

1年中やる気が出ないとしたら何か病気が隠れているかもしれません! そのときは速やかに医療機関を訪ねてくださいね!