4月の家族へメッセージ
新元号「令和」も決まり、いよいよ「平成」もラスト1か月となりました!
平成の30年間はみなさんにとって、どんな時代でしたでしょうか?
さて、4月は年度のはじまりですね。新入学、新入社、新学期のはじまり、スタートの月ですね。場所が変わる。環境が変わる。人が変わる。変化があります。
人には「変化」に強い人、やや強い、やや弱い、弱い人がいます。あなたはどのタイプですか?
変化を恐れず好む人は、好奇心旺盛で冒険家!チャレンジ精神、変化をわくわくすると捉えます。変化が楽しみになるのです。
しかし、変化が怖い。変わることに対して恐れ、怖さ、不安を感じる人もいます。
日本人には多いとされています。俗に言う「不安遺伝子」を持っている人が多いそうです。
もし、自分が変化に弱いほうかな?と思ったら、・・・・・
怖いとか不安とかの「恐れ」は、脳の反応だから、『あ!脳が反応しているだけだ!』と、いったん受け止めてみましょう。
受け止めたあとに、自分の言葉で自分に語り掛けましょう。『大丈夫だよ~なんとかなるよ~、安心、安心・・・』
この切り替えがとてもだいじです。家族もいっしょに安心させてあげてくださいね。
切り替えを忘れると、脳の反応から妄想がはじまります。どんどん怖い想像をしてしまいます。
その想像がさらに自分を怖がらせます。『もし、こうなったらどうしよう・・・』という言葉が浮かんだら妄想に入っています。
だから、早い段階で、脳の反応に気づいて、自分の言葉で切り替えることがだいじなんですね!!
切り替えたら、次はプラスのイメージをつくりましょう!『きっと、楽しいぞ、きっと面白いぞ!いいことあるぞ!』
ところが、不安が強い人は、よいイメージがそのイメージ通りでなかったときに、また落胆する傾向があります。
ガッカリしてしまうんですね。
そんなときは、また自分で自分に言います!『このくらいで済んだんだ。次はいいことあるぞ!』
こんな感じで繰り返していきます。よい思考の習慣を身につけましょう。
家族の支援も大切です。家族がいっしょに不安になっては不安を助長させてしまいますから。
しかし、それでも切り替えが困難な場合は医師に相談してくださいね。
きくちみよこ