8月の家族カウンセリング
小学生までのお子さんのいらっしゃる家族は「子どもの夏休み」に合わせていろいろ楽しい計画を立てていることでしょう。
ところが・・・どこかに出かける。外出するたびに夫婦が「ケンカになってしまう」というケースも残念ながら多いです。
ふだんからの昔年(積年)の思いが外出先で爆発する、なんてこともあります。
これは、小さな「不満」をその時その時に解決しないまま、放置したり、あきらめたりしていると逃げ場を失った環境で爆発することがあるのです。
よくあるケースは旅行の最終日。
最終日の爆発は楽しかった何日間も一気に吹っ飛んでしまいます。つらく嫌な思い出になってしまいます。
そうならないためには・・・
ふだんから小さな「気持ちのすれちがい」を対話によって解決しておくことがだいじです!
よくあるケースでは「さんざん話し合ったけどダメなんです!」というのがあります。
しかし、よく聴くと、それは話し合いになっていないことが多いのです!互いに自分の言い分を正当化して相手を悪く決めつける。それでは話し合いになっていません。
本当の話し合い、「対話」というのは、まず相手と自分の気持ちや考えをしっかり聴くところから始めます。気持ちや感じ方、考え方が自分と異なっても、まったく正反対でも聴きます。まずは聴いて受け止めます。賛同できないならできなくてもいいので、まずは聴きます。
それをいきなり否定してしまうと、相手は自分を全否定されたと受け取る場合があります。すると泥沼です。
まずは「ちがいを認める。理解しようと努力する」ことから始めます。お互いに「ちがって当たり前。ちがってもいいんだ」というスタンスで、対話を始めます。その上で、そういう気持ちや考えに至った理由を聴きます。結論の裏側にある心理を知ることが、知ろうと努力することが相手に関心を持つということなのです。
難しいですか?
難しいと思った方は、ぜひご相談に来てくださいね。丁寧にお伝えさせていただきます。
真の対話の重要性は、平和と幸福と健康のための必須アイテムです!
夫婦の対話は浮気や不倫の予防にもなります。
小さなわだかまり、すれちがいは早めに解決して、どうか楽しい夏休みをお過ごしくださいね。