自分自身の性格、思考、感情、行動、習慣、癖
困ったり、悩んだりしていることありませんか?
自分が好きになれない。
なんでこうなんだろう?
みんなはいいな~
やっぱりダメだな~
生きにくいな~
そんな悩みにお応えします。
私といっしょに「自分自身の課題」をつかんで、課題の解決には、なにが必要か、どんなことをどのようにトレーニングすればいいのか考えていきましょう!
たとえば
私も若い頃には「人によく思われたい意識」が強く、本当は嫌なことでも人に頼まれると「ダメ」と断れなくて、安易に引き受けてしまったり、また自分が反対意見をもっていても口に出して言えなかった、というような時期がありました。
本当の自分の気持ちに嘘をついていたのです。
心理学で言う「素直」とは「自分に素直」自分の気持ちに正直なことを言います。
一見、他人に従順(素直)でも自分の気持ちに素直になれないということは、「素直ではない人間」ということになります。
私は、後になって「あのとき、なぜ言えなかったのだろう」と悩んだり悔んだりしたこともありました。
今ではまったく嘘みたいな話で信じてもらえないこともありますが、若い頃は本当にそうでした。
それを克服してしまうと毎日がスッキリさわやか爽快ですよ。
ですから、同じような悩みのかたの気持ちがとてもよくわかります。
ほかにも悩みの種類はたくさんあります。
- 世間体、体裁を気にしてしまう。見栄を張ってしまう、変にプライドが高い。
- 常に人と比べてしまう。
- いつも自信がなくて、自分はダメな人間だと思う。
- 将来を考えると不安だ。悪くなる未来しか想像できない。
- なにかやろうとしても根気がない。気力がない。続かない。すぐに疲れる。
- ちょっとつまずくとすぐにあきらめてしまう。面倒くさい。
- 頭ではわかっているけれど行動に移せない。
など、人それぞれに悩みは尽きないと思います。
よくある事例では、社会に出れば出るほど自分がちっぽけに思えてしまい、私はそこにいる存在価値がないのではないかと自分を否定してしまう。
家庭や学校ではそこそこ認めてもらえてきたのに、社会人になったら無視された、非難された。批判された。否定された。
どこに行っても自分の居場所がない、と思えてしまい辛く苦しい毎日を送っている。
またいちばん多いのは、対人関係の悩みです。実は他人との関係は自分自身との関係がうまくいっているかどうかで変わります。
中高生の対人関係の不調による不登校、ひきこもり。
成人して社会人になってからの対人関係の不和、不調による出社拒否、ひきこもり。
いつもどこへ行ってもグループに入れてもらえない。
あるいはグループから外される。
いじめを受ける。陰口を言われる。みんなから嫌われていると思い込んでしまう。
キャピキャピしている人を見るとイライラしてくる。ムカつく。
自分よりできる人を見るとイライラする。妬みの感情がわく。
腹立たしい人、間違っている人を見ると怒りがこみあげてくる。
決まりや規則を守らない人を見ると、正したくなる。制裁を加えたい。征伐したい。
自分の中の警察官のような感情をどう制御したらいいかわからない。
こうした悩みはゆっくり自分自身と向き合います。
子どものころからの環境、親との関係、生まれ持つ気質、人格をつくる考え方、価値観、ものごとの判断基準、いままでの思考習慣や癖などをよく聴かせていただきながら分析することをいっしょにやっていきます。
なぜそうなったのか?これはさらっと検証します。過去は戻れないので原因探しより未来を良くしていくことを考えます。
どうすれば解決するのか?
そして、あなたに何を足し算していけばいいか、どんなアイテムを増やせばいいか、変わるのが怖いという方はご安心ください。
あなたを変えるのではなく、良いところはそのままで、いまの自分にプラスしていきます。
セッションを重ねていくうちによくわかるようになります。
たとえば、人(他者)を常に意識してしまう。
誰でも意識しますよね。とくに日本では私たちは「意識するように」育てられています。
幼稚園や保育園、小学校でも「右へならえ」の教育です。みんなと同じが「よいこと」みたいに長い間教えられてきました。今もそうですが。そもそもそこが問題なのです。
人間は一人ひとり異なる気質(生まれ持つもの)があります。
感覚、感じ方はみんなちがっていいはずなのに、ちがいが少数だと、多数のほうが正しいと勘違いして教えることがあります。
それは、日本の教育の中に「哲学」がなかったからです。教える側がみんなを統治しやすいように「いいから言うこと聞きなさい!」とか「黙って聞け!」とか理由もゆっくり教えずにただ指示に従うように「しつけ」と称して、抑圧してきたからなのです。
支配してきたのです。
学校も家庭もそうでした。(もちろん、きちんと向き合って理論立てて教えることのできる教師や親もいることはいましたが、圧倒的に少なかったのです)
その結果がいまの日本社会の現状であり、社会問題が山積してしまったわけです。
もし、昔からおとなたちが子どもにきちんと向き合い、ものごとのわけ、理由を理論立てて、子どものペースに合わせて、納得するまで時間をかけて教えていたら、反社会的行動を起こす人もかなり少なくなっているはずでした。
ところが、そうはいきませんでした。国の生産性をあげるため合理性を重視したからです。
遅い人は置いていく考え方です。
おとなの世界も基本的な「人権尊重」ができておらず、既得権者にいいようにタテの関係を守り貫こうと必死で序列と称して、人に「格差」「差別」をつくりました。
そこに歪みがあったのです。
人は誰でも、どこに生まれても、どこで育っても、誰の子であっても、みな対等にその人権を認められ、守られる存在であるはずなのに、そうではない社会を権力者たちがつくってしまったわけなのです。
その人たちも、そう教え込まれてきて、そこに疑問を抱かなかったので、あるいは抱いても自分たちが困らないので発言しなかったのかもしれませんが、とにかく長い間、そうした権力者、既得権者だけが経済的に優遇されてきた時代があったわけです。
現代でもまだまだそうした格差・差別はあり、なかなか対等、公平、平等にはなりません。
IQ重視、結果重視、合理性重視、賞罰教育など、それによる「勝ち組」「負け組」ができ、優劣を決めつけられ、落ちこぼれをつくり、誰かを犠牲にして勝者がいる、という構造。
これらの弊害が人々のこころに理不尽さ、腹立たしさ、怒り、憎しみ、妬み、恨みを生み現代の社会問題の起因となり、悲惨な事件、事故、人災を招いているのです。
乳幼児・児童虐待、いじめ、不登校、自殺、パワハラ、セクハラ、出社拒否、うつ病、無差別殺人、あまりの増加に政府は焦り、カウンセラー、カウンセリングの手法などに目を向けるようになりました。
政府も有識者会議などを設けるようになり、やっと近年「道徳」「こころのあり方」IQだけではない「こころの知能指数」EQ(Emotions Intelligence Quotient)を重視することに気づいたようです。
しかし、習慣とは恐ろしいもので、脳に一度インプットされたものはなかなか変わりにくい性質をもっています。常識は簡単には変わりません。代々受け継がれています。
ですから、公的な教育機関で、いまから始めたとしても世代が完全に交替する200年くらいはかかり、その間ゆっくりゆっくり「対等公平な考え方」をもつ人たちが増えていくのです。
それまでは現在起きているような対人関係のまさつもあり、生きにくい社会であると思います。
なので、いま、悩み苦しんでいるあなたは、決してあなたが悪い訳ではないのです。
誰も悪くないのです。
ただ課題を抱えていることは確かであれば、気づいたときから、いまここからいっしょに改善していきましょう!
人間は自分の言うことしか聞きたくないものです。どんなに無口でおとなしい人でも誰かの指示には従いたくないのです。
ですから、カウンセラーが変えようとしても変わりません。
あなたを改善できるのは、あなた自身です。あなたしかいません。
あなたの中の「自分をよくしたい」という意思です。思いです。
カウンセラーはそれをサポートする人です。伴走者です。よくするために必要な知識、具体的な方法、フィードバック、あたたかく見守ることはできます。
ちょうど、たとえるならスポーツ・ジムのトレーナーと同じです。
たらだを鍛えたい、あるいはダイエット、そういう目的があってジムに来ても、トレーナーがあなたの代わりに鍛えたり痩せたりすることはできません。
自分のからだを鍛えるのもダイエットするのも自分自身ですね。それと同じです。
こころも根本的な改善にはトレーニングが必要です。スポーツトレーニングと同じです。
しかし、いきなりトレーニングではなく、その方のペースに合わせて進めますので、過去の吐き出しが必要な方には吐き出しを、心理教育が必要な方には心理教育を、また家族カウンセリングが必要な方には家族カウンセリングをおこないながら、気持ちの整理、気持ちの準備ができましたらトレーニングという方法も選べます。
対人関係のトレーニングはコミュニケーションの理論とスキルを身につけることでかなり改善されます。(※個人差はありますが)
トレーニングは一般社団法人家族コミュニケーションサポート協会でおこないます。
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イラスト あさみめぐみ