2015年10月の家族カウンセリング


★ 結婚を考える

10月は神無月(かんなづき)と言って、全国の神々が出雲大社に集まり、諸国に神が
いなくなるという説があります。しかし、気候もよいことから実際には結婚式をあげる人も
多い時期と言えるでしょう。

最近のニュースでは、最後の独身と言われた福山雅治(俳優、シンガーソングライター)さんが
13歳年下の女優、吹石一恵さんとの結婚を発表しましたね。46歳と33歳
男性はいくつになっても、女性さえ出産可能な年齢であれば「家族」を増やすことはできます。
しかし、人間も動物ですから、女性は医学的に出産可能な肉体年齢の範囲が決まってしまいます。
個人差はありますが、染色体の異常が起き始める年齢を考えますと、やはり40歳前にすべての
出産を済ませておきたいものですね。

だからと言って、出産年齢に合わせて結婚を急いでも仕方ありません!
ここが悩むところでしょう。
好きな人、愛し合える人がいないのに、まわりがうるさいからと結婚を焦っても本末転倒。
結婚の本当の意味、自然体で互いを求め合い愛し合える人が現れるまで焦らないことが
理想です。ただ、それには、まず自分のこころが自立していること。必須ですね。
それは、こころが自立していると相手を決めるときの選択が主体的になれるからです。
言い方を換えると、自立の反対の「依存」、この依存度が高い人、強い人は、どうしても
選択を見誤ってしまうことがあるからです!

とくに「見捨てられ不安」などを抱えてしまっているケースでは、それが顕著に現れます。
知り合ってすぐに「やさしくされたからいいと思った」と言って、交際を始め、ところが
関係が親密になったときに、相手の男性の本性が現れ、DVの被害者になってしまう・・・
というような事例もあります。

相手がどんな人か、どのような価値観をもって、どのような判断をするか、相手の考え方、
思考のパターンや習慣といったものを「見抜く力」を養っていてほしいと私は思います。
全女性に伝えたいです。

もちろん、逆の立場の男性にも言えることですが。
女性も男性も、どちらも、まず自分自身のこころが自立すること。これが必須です。
当ルームでは、成長の過程で自分のアイデンティティを確立できなかったという人の
育て直しの支援をおこなっております。
自分らしい自分になりために、自分の存在に誇りをもっていただくためのプログラムを
おこなっています。

これを読んで、自分がわからない、自分の意見がもてない、あるいは言えない、
そのような方は早めのご相談を!
お待ちしております。