カップルへ平穏なときに知ってほしいこと しあわせな結婚とは?
たま~にあることですが、
カップルのご相談でお申込みのあとに、
『仲直りしたからもういいです。だいじょうぶです。』
とおっしゃって取り消すことがあります。
開業以来21年間さまざまなカップルのご相談を受けてきた私としては、
「揉めているとき」よりも「平穏なとき」こそ、
カップル・カウンセリングを受けていただきたいのだけどな~
と思うのです。
それというのも、揉めているときは、お二人ともお互い感情的になり
「自分の方が正しい!」と、どちらも主張して、頑なになり理論が頭に入っていきません。またカウンセラーを自分の味方につけようとします。
しかし、家族心理学(家族療法)を学んだカウンセラーは
「双方への肩入れ」が基本姿勢なんです。
だから、私は両者の味方です。
そこに不満を持つ人もいるでしょう。
しかし、出来事が起こるわけは、決して「誰が悪いから」ではないんです。
そんなに単純で短絡的なものじゃないんです。
この「〇〇が起きたのは、〇〇が悪いからだ」という考え方を
直線的因果律、といいます。これではケンカは繰り返されます。
このほうが頭をあまり使わなくて済むので、簡単に決着をつけたいという心理が働くのでしょう。これも脳がエネルギーを節約するための防御策だと言われています。
しかし、根本的な解決のためには、
「円環的因果律」でものごとを分析していきます。
問題は「人(誰か)」の中ではなく、「人と人との関係」の中で起きている、という考え方です。
と、いうことで、相談をキャンセルした方のために
参考になればと思い「しあわせな結婚」ってなんだろう?について
少しいっしょに考えてみませんか?
1.二人のちがいを知るところから
生まれ持つ気質もちがえば、育った環境もちがう、
ものごころついてからの自分の価値観や思い込みもちがう。
ちがっちゃイヤではなくて、どこがどんなふうにちがうのか、
ちがいをしっかり知ることがだいじです。
2.知ったら理解しようと努力すること
同じにならなくていいんです。理解できなくてもいいんです。
それでも、理解したい、わかりたいと思う気持ちがだいじです。
3.どうやってちがいを乗り越えていくの?
だいじなことは優劣でも勝ち負けでもない、ということ。
どっちが正しいとか正しくないとか(ものによっては必要)
良いとか良くないとか決めつけなくてもいいことがたくさんあります。
ここで問題なのは「二項対立的思考」白黒思考、ゼロ100思考ともいいます。この癖は考えることが面倒だという感じている無意識がこころにあります。結婚するならできれば直しておきましょう。
4.結婚は自分の成長だ
これね、最大のメリットなんです。結婚で自分の課題に気づくことができるんです。他人と暮らすのですから、一人で自由気ままに生きていたらわからなかった自分の課題。それに気づき、そこと向き合えば精神的成長がみられます。
5.子どもが生まれると二人の関係に変化が
うれしいはずの時に、離婚を考える人が増えます。
それは、家事・育児の負担です。ここでキャパシティが問われることになります。赤ちゃんが生まれるととたんに仕事が増えます。当然なのですが、
人によってはキャパオーバーで耐えられなくなってうつになる人も、
いれば暴力的になる人もいます。結婚前は見分けにくいです。
ここは自分の気持ちに素直になり相手に誠実に助けを求めることがだいじです。
6.変化を楽しむ
子どもがいる生活は二人きりのときと異なる生活が始まります。
「変化に弱い、変化が苦手」という人もいます。
そういうケースは変化に対して抵抗が生まれますが、
急がず、焦らず、変化を楽しみましょう。
ここでも寛容な姿勢はだいじです。
7.愛は与えるもの
欲しい、欲しいと愛を欲しがるばかりでは相手は疲れてしまいます。
愛はまずこちらから与えてみましょう。与えられることは素晴らしいこと。
ご自身も愛をたっぷりもらって育った証です。
もし、子どもの頃に愛がもらえていないと感じていたら「愛着の質にゆがみがある」かもしれません。すると、相手や子を愛せないこともありますが
その場合はカウンセリングに来てください。
8.当たり前のことに感謝の気持ちを
『あなたがいてくれてありがとう』
言えるといいですね。恥ずかしいですか?
お互いの「存在」これを認め合うことができたら
素晴らしい家族になれます。
動画はこちらから⇩

