12月の家族へメッセージ~今年を振り返り自分自身と向き合う時間~


みなさん、12月(師走)になりました。早いですね。
年を増すごとに月日の流れが速く感じます。私がいちばんゆっくり時が過ぎたのは小学生の頃でしょうか。現代の小学生は忙しく慌ただしい日々を送っているかもしれませんね。

3年に及ぶコロナ禍での年末年始。今年は行動規制がないので旅行に行かれる家族は多いかもしれません。ただ帰省となるとご高齢の両親や祖父母に感染させてはいけないと会うことを控えるかもしれませんね。一刻も早い終息を願います。

毎年12月のメッセージは帰省に関する「嫁姑問題」をテーマにしてきましたが、この問題、傾向としては減ってきているように感じます。というのも、「姑」になる年代が変わってきたことが言えると思います。

昭和30年代生まれ(1955~1964)の人たちが続々と60代になっていくのですから、あと10年もしたら昔「新人類」と呼ばれていた昭和40年代生まれ(1965~1974)が高齢者になってしまいます。(ちなみに私はs29年(1954)生まれ)

移り行く時代と共に古い考えの習慣・ならわしも「本来の人間が人間らしく互いを尊重し認め合い生きていく」考えに変化していくのでしょう。良いことです。

私がこのHPの中で再三お伝えしている「家制度の崩壊」こそが格差のない公平な社会をつくっていくのだろうと思っております。

まだまだ経済格差は多く存在し、週休3日で安定した給与をもらえる会社もあれば、過酷な労働条件、低賃金、労働時間超過で有給休暇も消化しきれずままならない会社もあるようです。どんな仕事でも給与賃金の格差が少ない(底上げをする)社会になるといいですね。

12月は家族や友人とこの1年を振り返るのもいいですね。それぞれの目的は達成されたか?達成しなくてもプロセスを楽しめたか?何かをやめて何かを始めた、などなど話してみて客観的にみてもらいましょう。

そのとき気をつけることは「いきなり否定しない」ことです。良かったことを認めて褒めてから、改善点を伝えます。足し算です。『あとこれをこうしたらもっと良くなるね~』みたいな伝え方がいいですね。

自分自身との向き合いの時間をつくることも大切です。

ひとりになってゆっくり考えてみる。書き出してみる。そのときも良かった点を先にあげましょう。先に自分はよくやったと認めて褒めて、それから改善点を自分に言ってあげましょう。

他者との比較ではなく、自分らしさ、自分の良さを認めていきましょう。『自分なんかよいとこない』なんて嘆いているのは、まわりからの評価に惑わされているとき、自分を自分で守ってあげましょう。

決して「きれいごと」ではなく本当に必要なことです。自分を大切に思うこと、だいじに思うこと。

それらが他者をも大切に思える人になります。

自分を愛し満たすことで他者をも愛せます。

与えることの喜びも感じます。

 

自分にも相手にもよい「ものごとの捉え方」「気持ちの伝え方」私はこれらを通して、よい人間関係づくり、よい社会づくりにこれからも貢献していきたいと思います。

 

この3年間新規で来られたクライアント様にはマスクでお顔もよくわからかったと思います。

YouTube配信しておりますので、よかったらご視聴くださいね。

 

かかわり愛チャンネル

 

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