8月の家族へメッセージ~妻・母の居場所~子どもは夏休み、夫はテレワーク~


子どもは夏休み、夫はテレワーク、居場所のない私はどうしたらいいの~

再度急増した感染者、コロナ禍〝3年目の8月″は、主婦・妻・母にとっては忙しい時期かもしれませんね。みなさんはいかがですか?

子どもは夏休みで幼稚園も学校も休み。夫はテレワークで出勤日は1~2日だったりすると、朝昼晩3度の食事の支度から物の片づけ、掃除、洗濯、やることいっぱいで『なんで、私ばっかり!もぉ~~~』と悲鳴をあげてしまうことありませんか?

あります?

家事は女性の仕事って決まっているわけじゃないのに・・・って思いますよね。

日本には過去に「家制度」があり、その家の年長男性が一番の権力があり家族は逆らえなかった時代がありました。それでもやっと近年は人々の意識が変わりつつありますね。男女平等参画社会とは共に働き共に生きる「共生社会」を謳っています。どんな仕事にも必要性と価値があるのですで、誰が何の役割を担ってもいいですね。

また、ひとりになりたい時だってあるのに家族がいるとどうも落ち着かない。振り回されてしまう。と感じていませんか? 普段は、愛おしい家族ですから『早く帰って来ないかな~』なんて待っているのに、毎日いられると『なんかイライラする』と思いませんか?

 

私の居場所をつくる

そんな忙しい毎日の中で、ストレスを溜め込まないためにどんなことに気をつけたらいいでしょう?

時間とお金に余裕があれば、外出してお気に入りのカフェを見つける。カーブスのようなジムに行く。友人とカラオケに行く。おしゃべりをする。習い事を始める。などなどありますが、そうもいかない場合はどうすればいいでしょう?

1.物理的な居場所(環境)をつくる。家の中で「自室」ひとりになれる場所があればいいのですが、そんな部屋はないわ!という場合。リビングの片隅でもいい、キッチンの一部でもいい、簡易なパーテーションを使ってちょっと仕切るだけでも視野に入るものがないので、ステキな空間が作れます。小さなテーブルと椅子があれば、ひとりだけのカフェになります。楽しみましょう。

2.精神的な居場所(メンタル)をつくる。場所が確保できてもできなくても、あなたのこころ(あたまの中)が重要なポイントとなります。なにを思う?なにを考えるかで、気分は良くも悪くもなります。ストレッサー(ストレスのもと)をストレスと感じさせないために良いトレーニング方法があります!ものごとの捉え方を自分にとって良い捉え方をします。

トレーニング方法

『〇〇しなければいけない』『□□しなきゃ大変』これを『私はしたいからする』に切り替えます。まじめな人ほど義務感や責任感が強く『こうあるべき』と自分に厳しいのです。

しかし、それは育ってくる途中で、自分が勝手にそう思い込んでしまった「思考の癖」なのです!癖は直せます。時間はかかります。でも直せます。

自己完結型の人は自分で勝手に『そうだ、そういうことだ!』と決めつけてしまうところがあります。自分に厳しいと疲れますし苦しくなりますね。それがストレスです。

結論を決めてしまう前にいろいろな人に話してみる。特に自分とちがうタイプの人に話してみるといいですね。『私、こう思うんだけど、あなたはどう思う?』すると、相手は『あ~私だったらこうするわ』『これでいいんじゃない』なんて言って自分とは異なる考えや思考法を教えてくれるかもしれません。

いきなりは受け入れられないこともあるでしょう。しかし、今、自分が苦しい、つらい、ため息ばかり、だったら異なる考え方、やり方を取り入れてみましょう。

たとえば、私は掃除をしなきゃいけないと思ったとき、『しなきゃいけない』を『そうだ!きれいな部屋にしたいから掃除がしたくなったわ!掃除しよう』と言い替えてから取り掛かります。

食事の支度もそうです。『ごはん作らなきゃ』だと苦しくなるので、『そうだ!安全でおいしいもの食べたいから自分で食材を見極めておいしく作りたいんだわ!だから作ろう!』と言ってから買い物に行ったり作ります。

人間は自分の言うことしか聞きません。人に言われて従うのはイヤなものです。自己暗示をかけてみましょう。

自分でそうしたいからそうする!と思い直して言い聞かせると、ストレスは感じにくくなり、それどころか毎日がわくわく楽しいものになっていきます。

すぐには変われなくてもやり続けてみましょう。

 

 

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