性犯罪・性暴力とは? 専門の支援先はどこへ? 性犯罪を知って防ぎましょう


性犯罪・性暴力

性犯罪・性暴力とは「同意のない性的な行為」で、これは性暴力であり重大な人権侵害です。

同意のない性的な行為とは、年齢や性別にかかわらず起こります。夫婦や恋人、親子のあいだでも起こります。加害者の一方的な相手の人権(意思)を無視した性的行為をいいます。人権侵害で犯罪です。

幼い子ども、児童、学生に対する一方的な性的行為も性犯罪・性暴力になります。男性から女性、女性から男性、男性から男性、女性から女性、これらも同意がない行為は性犯罪・性暴力です。

人には自分を守る権利があります。自分のこころ、からだ、大切にしましょう。

相手から脅かされたり暴力を振るわれて怖いからといって、従うことはありません!どんなに好きになった人でも、その人があなたの気持ちを無視して性暴力をおこなうことは犯罪です。性暴力は愛ではありません!

イヤだけどイヤだと言えない、言ったら怖い、不安だ、つらい、など少しでも困ったことがあったらすぐに下記へ連絡してください。

ワンストップ支援センター #8891

声を出すことは勇気のいることですが「おかしいな?」と思ったらすぐに周囲の人に話しをすることが大切な自分の心身を守ることです。

 

 

性犯罪・性暴力をする人

誤解してはいけないのは、単に性欲がそうさせるのではないこと。加害者には強い攻撃性と支配欲があります。ここが問題です!

被害者の容姿や年令や性別に関係なく、自分より弱い立場や弱いものを対象として狙います。

近親者など身近なところでの性犯罪もあり見つからないケースも多い。加害者は犯罪を認めず合理化しようとする。

加害者には認知の歪みがある。犯罪を否認する。認めない。

加害者は、相手の気持ちがわからない、察することができない、共感できない、自己中心的、自分の都合よく解釈する、嗜好の偏り、依存性などの社会性の欠如がみられます。そこへ過度の攻撃性、支配欲が加わると性的な手段をとって相手を支配しようとするため性犯罪に走る。精神医学の観点では「パラフィリア障害」に入る。

理屈は加害者に通用しない。

※参考

性犯罪加害者の理解と対策

 

相談を受けた人は

『よく話してくれましたね、ありがとう』としっかり受容してください。決して『あなたも悪い』とか『あなたの素振りで誘ったんじゃないの』などと言わないでください。性暴力は犯罪です。