2月の家族へメッセージ


2月の家族へメッセージ
みなさん、こんにちは!お元気ですか。
2020年の立春です。

インフルエンザもままならないうちに「新コロナウイルス」の発生で世界中は混乱しています。流通、経済にも大きなダメージを与えています。
深掘りしていくと、そこにはやはり「格差」がありました。中国は広大で地域によって日本では計り知れないほどの格差があります。
格差による「ひずみ」の発生。
ひずみが生まれるとそこから今回のような様々な問題が起きます。
日本では「食」に関する安全性はかなり高度なものを持っています。
食用にする動物は食用として牧畜で管理され安全性は確保されています。
しかし、中国では野生動物を食する文化がこの21世紀でも成り立っています。あのキャッシュレスが世界的にも一番に進んでいる国が、なんと今も野生動物を食べている・・・考えられない状況です。しかし事実です。病原ウイルスの発生源になるわけです。

なので、今は世界がワンチームとなり、世界中の格差をなくし、ウイルスとの上手な共存を考えていく必要があると私は考えます。

それには、根本的なところでいうと、経済のしくみ(お金の流れ)の見直しです。
確かに資本主義経済は現在の文明の発展に寄与してきました。しかし、その反面、弊害もたくさん生み出しました。
競争社会をつくり、人間同士が勝者と敗者を明確にしました。
優劣をつくり、人間同士が他者を見下したり、卑下したり、排斥したり、人間のこころを失いました。
これにより格差をつくり、ひずみが生まれました。
ひずみは全体のバランスを崩し、時には災害、時には人災(犯罪・自殺)を招きました。
原始社会にはあった「助け合うこころ」「認め合うこころ」「共存するこころ」が21世にに失われつつあります。
国家間もそうですが、企業間も、学校間も、あらゆる組織間も、そして家庭内でもそうです。
これは人類の危機です。

多くのご相談の内容はこことリンクしています。日本では敗戦(75年前)から諸外国に追いつけ追い越せの政策をおこない、国民に競争をさせ優劣をつけ、答えはひとつ!という誤った価値観を刷り込んできました。

何も知らない(疑問を持たない)国民は、従順に政策に乗せられてきました。その結果が今です。

人間は生まれ持つ「気質」が親子でも異なるので、感覚機能、感受性はちがって当然なのですが、それを理解できない共感能力に欠けたリーダーたちが国を支配すると、とんでもないことになってしまいます。その結果が今なのです。

家族の中にもその影響を受けさまざまな弊害が起こっています。家族問題がそうです。

150年前から、いえそれ以上前から気づいている人はたくさんいます。いまもいます。
気づいた人から立ち上がりましょう!
気づいた人から伝え合いましょう!
気づいた人からつくりましょう!
誰もが人として、その人権を認められ、互いのちがいを乗り越え、互いに認め合い、尊重し合い、助け合い、支え合う社会をつくりましょう!

人は生まれながらにして個体差があります。遺伝子的なちがいもあります。ちがって当然なのです。誰のせいでもありません。こうでなきゃいけないなんてことはないのです。

みんなちがっていい!個体差を大切にしていい!声や顔もちがうように、感覚機能もちがいます。どう感じるかはちがいます。

ちがいを恐れることはありません。ちがいを認め合いましょう!

ちがう人同士が助け合って良い社会をつくっていきましょう。それぞれがそれぞれの自分の役割や使命をつかんでください。一人にひとつ、必ずあります。社会で貢献できる役割があります。どんなことでもいいのです。こうじゃなきゃいけないなんてないのです。

私たちには公平に人権があります。堂々と毅然として生きていっていいのです。これは決して「威張る」ということではありません。お互いに認め合うので対等です。仕事によっては役職があり、役の上では上下関係に見えますが、それは単に「係」であって、人としては対等なんですよ。そこを忘れないでくださいね。自分を卑下しないように。自分を下げないでくださいね。

家庭内でもそうですよ。稼いでいるからといって父親が一番偉いなんていうのは錯覚です。もちろん感謝のこころはもっていることは必要ですが、稼いでいるから、食わしてやっている、というおごりは禁物です。与えられた役割ですからね。できる人ができることをするだけです。その辺も男尊女卑の日本社会文化のひずみというか間違った刷り込みですね。いっしょに変えていきましょう!

 

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