2012年10月の家族カウンセリング


★子どもを虐待してしまう母親

最近のニュースでも多く取り上げられていますね。
30代~40代の母親による子どもへの虐待死。あってはならないことですよね。
いつも言うように誰も悪くないのです。はじめから虐待しようと思って産んだわけでは
ありません。生まれてきたばかりの赤ちゃんを抱いたときは、きっとかわいくて
「生まれてきてくれてありがとう!わたしが守ってあげる」
そう思っていたにちがいありません。
ところが、いつかどこかで何かが狂ってしまったのでしょう。母親だけのせいではありません。
必ずわけがあったはずです。
今後、悲惨な事件をなくすためには、母親になる人、今なっている人のこころのケアと
「お母さんになるために知っておきたいこと。身につけること。」を教えてあげるしくみが
本当に必要だと思います。
当ルームへ来られる方も面談が終わると「もっと早く知っていれば良かった」と言います。
妊娠と同時に知っていれば気をつけたのにという感想をいただきます。
学校でも家でも教えてもらえないこと、だけど子育てにはとても大切でだいじなことが
いっぱいあります。それを聞いてお母さん自身の思考の癖や行動習慣も見直しができて、
不満やストレスのない素晴らしい生活が送れるようになります。

そして、母親自身が愛される喜びを感じることがだいじです。
あなたが自分の母親やご主人にも愛してもらうことが大切ですが、さらに
愛されるためには自分で自分を認め、愛すること、許すことが必要です。
1日も早く気づいて、みんながしあわせを感じていただけるように祈っています。