6月の家族へメッセージ ~こども家庭庁の発足から2ヶ月~


6月と言えば「梅雨」気候と情緒との関係ありますね。こころとからだのバランスを崩さないように少しの変化にも気づいて無理せずからだを休めたり、専門家に相談したりしましょう。

さて、こども家庭庁の基本法施行から2ヶ月です。こどもが真ん中の社会を実現しょうというもの。少子化対策です。それには子育て資金支援だけでなく、さらにもっと大事なことがあります。仕事と家事育児の両立です。

両立できる環境づくりを政府と企業とそこに勤務する社員一人ひとりの正しい認識と深い理解です!ここが課題です。立場がちがうと「関係ないわ」と思ったり「産まない人が損だわ」とか、そういう問題ではないのですが勘違いしている人が多いことも確かです。

人間社会をつくっているのはおとなですが、おとなは初めからおとなだったわけではなく、生まれてきて赤ちゃん時代子ども時代を経ておとなになります。そもそもの「子どもが生まれてきたわけ」から私たちはきちんと理解しておくことが必要です。

人間も動物的には種の保存ですが、人間はそれだけではなく、この地球上に生きるものすべてのリーダーとして脳が発達し、この素晴らしい地球を守り維持していく使命を担っていると私は考えます。

人は誰でも生まれてきたわけがあり、そのわけとは、おとなになって社会を構成していく一員としてなんらかの役割使命を持っているのだということです。だから誰でも自分らしく生きる権利があり、命ある限り誰も欠けてはいけないんです。ということは、子どもは「社会の子」として親はもちろんのこと親以外の人もいっしょにみんなで育てる意識をもつことが望ましい社会なんですね。

何を伝えたいかというと日本の昔の家制度のように子どもを〇〇家のモノとして扱うなんてあってはいけないと思うのです。いまは未婚も既婚も、また子の有り無しではなく、みんなで働きみんなで家事も育児もして子どもを育てみんなで社会を創っていく時代です。昔のように男は仕事、女は家事育児介護、という時代ではありません。また弱い立場の人には今以上に政府が守れるようなシステムをつくることもセットでおこないます。社会全体に格差やひずみをつくらないことがだいじです。

そのためにジェンダーギャップをなくし(ジェンダーギャップがあると偏りが顕著に出るから)男女もLGBTQも性別は関係なく、できる人ができることを、やりたい人がやりたいことを、自分の特性を生かし個々に輝ける時代、各々のその能力を発揮し活躍できる社会にする。ただそれには万人の理解が必須なのです。偏見があると進みません。個々に対話し理解を深めながら改革を進めていく必要があります。そういった改革を政府に願います。

普段から私たちができることは、まず家庭内、家族で話し合うことでしょう。

 

※こども家庭庁へのアクセス

〒100-6090 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング14階、20階、21階、22階 TEL.03-6771-8030
 
 

6月の行事、イベント いろいろあります。

6月6日(火)川口トークカフェ1110’s  私は川口の男女共同参画を考える会の代表でもあります。今年4月から始めた取り組みで毎月第一火曜日に川口市民のみなさんとお話しできるイベントを実行しています。川口の方ならどなたでもお越しいただけます。

6月24日(土)川口市男女共同参画イベント LGBTQへの理解を深める 

 

※関連記事

2022.6月の家族へメッセージ~不登校からひきこもりにならないために~

2021.6月の家族へメッセージ~ペア休のすすめ~