壮年心理カウンセリング


壮年期(成人後期)35歳~60歳くらいの悩み、問題にお応えします。

人生の中盤、いちばん面白いときでもあり、責任も重い時期でもあります。
ミドルクライシス

この時期の悩み

40代では子育てにもお金がかかり、住宅ローン、地域での中心的存在、会社では中間管理職、つきあい、忙しく自分の趣味や娯楽の時間も取れずに毎日ヘトヘトで混んだ通勤電車に揺られ、やっと家に辿り着けば妻に不満を吐かれ、なんのために働いているかわからなくなった。という悩みも多いようです。

50代では体力の衰え、体調不良、生活習慣病の恐れ、リストラなどが悩みの種になっています。仕事における限界を感じます。
突然自分に対する否定的な感情が生まれて『自分の人生は間違っていたのではないだろうか?』
など、こころが揺らぎはじめます。
アイデンティティ(自己同一性)の危機がおとずれます。
これがミドルクライシスです。

またはこんなことも

この時期は『もてる時期』でもあります。男性のこの年代は人としても精悍でアグレッシブ、エネルギッシュ、バイタリティなどの言葉で表現したくなるような存在となり、20代の若い女性からみると頼もしく思えるときでもあります。

中間管理職から会社の中枢へと昇り、幹部になっていくときでもありますので社会的にも魅力が増してきます。若い男子には青さがあって物足りないという女子にはかっこうの獲物になってしまいかねません。

不倫が多いのもこの時期です。妻に隠れて社内恋愛、浮気をする。
遊びのうちはまだしも、こころまで奪われてお金まで貢がされ、挙句の果てに借金をするケース、会社のお金を横領するケース、さらにばれて妻から慰謝料を請求されたなんてことにならないように注意です。

さらに、55歳以上に多い「妻からの離婚話」
夫からではなく、妻から突然、別れてほしいと離婚を切り出すことがあります。
熟年離婚です。
実は、妻は言い出したのは突然でも、考えは突然ではなく、ずっと前から離婚を視野に入れて生活していたということがよくあります。
その理由として、子育てがいちばん大変だったときに、夫はなにも手伝ってくれなかった。
夫は仕事だから仕方ないと言い訳ばかりで毎日飲みに行って帰りは遅い。
私は働きながら家事もこなし、保育園の送り迎えも一人でして、こんなに頑張ってきたのに夫はねぎらいの言葉も感謝の気持ちもない。私はなんなの?夫の母親ではありません!
妻をひとりの人間として扱ってくれない。認めてくれない。尊重していない。
このような不満が蓄積されて、子どもが成人して子育て完了となったときに、妻から三行半(みくだりはん)を突きつけられるというケースです。
このような場合は、早めの夫婦カウンセリング、カップル・カウンセリングをおススメします。

妻がそんなことを考えているなんて夢にも思わなかったと驚かれてご相談に来られるケースも近年増加にあります。

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イラスト あさみめぐみ