7月の家族へメッセージ
正しさよりも安心を!
日常の親子あるある
子どもの「しつけ」で、こんなことありませんか?
・・・あるお母さんが、幼い息子さんを連れてスーパーへ行きました。
買い物を終えて帰ろうとしたとき、息子さんが突然転んでしまいました。
ひざを少しすりむいただけでしたが、大きな声で泣き始めます。
その瞬間、お母さんは思わず言いました。
『だから走っちゃダメって言ったでしょ!』・・・
ここまで読んで、あなたは、なにを感じましたか?
よくある光景ですよね。
少し考えてみましょう!
もちろん、お母さんの言葉は間違っていませんよ。
走れば転ぶことがあります。
公共の場では走らない方がいい。
子どもにルールを教えることは、とても大切です。
ただ、その瞬間、その子が一番欲しかったものは何だったでしょうね?
きっと「正しい言葉」正論ではなく、「大丈夫?」という安心だったのではないでしょうか。
「痛かったね」
「びっくりしたね」
「ママがいるから大丈夫だよ」
そんな一言をもらえたら、子どもの心は落ち着きますね
心が安心してからなら、
「今度は歩こうね。」
その言葉は、こどものこころに素直に届くものです。
人は安心しているときに、初めて学ぶことができます。
不安なとき、責められていると感じるとき、私たちの心は「守ること」でいっぱいになり、どんなに正しい言葉でも頭になかなか入ってきません。
そういうものなのです。ご自身も振り返ってみて。
これは子育てだけではありません!
夫婦でも 職場の後輩にも
『だから、〇〇してはいけないって言ったでしょ!』
『なんで、〇〇しちゃうの!』
『何回言ったらわかるの!』
この言い方が口癖になっている人も多いと思います。
こどもの頃に自分が言われ続けてきた場合、おとなになって無意識にこの言葉が出てしまうのです。
この連鎖を止めましょう!
知った人から正論をぶつけるのではなく、相手にまずは「安心」を届けましょう。
正しさを伝えたい場面ほど、一度立ち止まって問いかけてみませんか。
「今、この人に必要なのは、正しさだろうか。
それとも、安心だろうか。」
安心は、人の心を開きます。
心が開いたあとに伝える正しさは、相手を育てます。
今月の「家族へメッセージ」は、この一言です。
正しさよりも安心を!
その安心が、家族の信頼を育み、笑顔の土台になっていきます。
人は、正しさで変わるのではありません。安心できる関係の中で、自ら育っていくのです。


